マレーシアでは、来る補欠選挙に向けて、政治宣伝にインターネットの利用が急拡大している。
インターネットを駆使する政治家たちが登場
ジェフ・オウイ氏や、リム・キット・シアン氏(いずれも民主行動党)のようにインターネットに精通した政治家たちは故ダトゥク・ロバート・ラウ・ホイ・チョウ氏の死去によって5月16日に予定されているサラワク州シブでの補欠選挙に向けて、積極的にツイッターやフェイスブックやブログを活用している。
ジェフ・オウイ氏はマレーシアでブログを政治活動に利用した第一人者として有名である。彼はインターネットや新しいメディアを最大限に活用する先駆者であり、それが功を奏して2008年の総選挙で議席を獲得することができた。
インターネットを選挙活動の武器に
最近、彼は民主行動党のITキャンペーンの責任者に任命され、今回の補欠選挙に向けて、インターネットを武器に活動しているというわけだ。
彼は5月7日からはシブに入り、補欠選挙が終わるまで現地で本格的にインターネットキャンペーンに取り組む予定だ。
インターネットの特性を最大限に活用
彼は次のように述べている。
「新しいメディアは、若い有権者にメッセージを届けるのに非常に効率が良い。
サラワクに選挙権があって、現在、クラングバレーやジョホールで働いている若者が多いことは知っている。我々のキャンペーンはそういったグループも対象にしており、彼らが故郷に戻って投票し、政治に変化をもたらすよう、呼びかけている。」
Internet 'weapon' sharpened in campaign
http://news.asiaone.com/News/AsiaOne%2BNews/Malaysia/Story/A1Story20100430-213290.html