月一で断食をするモルモン教信者は長生き？！

信仰を示すために一定期間断食をする宗教を数多くあります。１日～数日、水か生ものしか口にしない方法もありますし、一切食べ物を口にしない方法や飲み物なら紅茶でもジュースでもＯＫという方法もあります。

科学的な証明はされていないようですが、体内浄化効果もあると言われます。もしかすると宗教的に、そう信じられているのかもしれません。

断食によってカロリーを控えることが、なんと長生きにも結びつくという結果がでています。ある実験において、肥満の男女がカロリーを抑えた断食を行ったところ、インシュリン値や体温などの老いの兆候が改善されたのです。断食はアルツハイマー、心臓病、糖尿病といった、老いに伴う病気を遅らせる効果があることもわかっています。

１ヶ月に１度、食事をぬくモルモン教信者たちは動脈硬化になりにくくなっているということが実験でわかりました。ですがこれは、モルモン教信者が断食をしていることによるものなのか、それとも彼らのヘルシーなライフスタイル（コーヒーやアルコールをとらず、喫煙もしません）のためなのかは明らかになっていません。

健康な人の１～２日の断食は、水分をきちんととれば必ずしも危険なものではありません。しかし長い期間断食をすると危険が伴います。モルモン教信者が月に１回というのはそのためかもしれません。

安全にはしっかり気をつけて、モルモン教信者たちのように長生きできる断食を行ってみてはいかがでしょうか。



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