死因は、腸重積(ちょうじゅうせき)
多摩動物公園(園長 土居利光)は、4月23日より公開を開始したマレーバクの赤ちゃん「ハク」が死亡したと発表した。
死亡したのは、4月26日(月)、死亡確認時刻11時。生後15日のことだった。死因は、腸重積(ちょうじゅうせき)とされている。
来園者から人気を博するように「ハク」と命名
ハクは、父ダイフク、母リザの間に2010年4月11日に誕生。同園では2年ぶりのマレーバク誕生で、来園者から人気を博するようにと飼育担当者が「ハク」と命名。
4月23日より母親リザと親子での公開を開始したが、4月25日から体調がすぐれないため、公開を中止。治療を行ったが、残念な結果となってしまった。
赤ちゃんの時だけ白い点々模様がある
マレーバクは、東南アジア(ミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島、スマトラ島)に生息し、夜行性で木の葉や草などを食べる。生まれた時にはイノシシのように「ウリボウ」と呼ばれる白い点々模様があるが、半年ほどで消え、大人と同じ模様になる。
東京都 報道発表資料
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/04/20k4r700.htm