ネット選挙解禁
日本でも今年の夏の参議院選挙からネット選挙が解禁される動きがあることは、先日から報道されているので、ご存知の方も多いでしょう。これにともない、なりすましなどの詐欺や誹謗中傷などの問題点もさまざま議論されています。
ネット選挙のパワー
ボイスプラスに面白い記事が掲載されています。「ネットがあれば政治家は要らないのか?」という、著名人の発言から広がった争点を取りあげており、記事では以下のような文章で説明されています。
評論家の東浩紀氏が「ネットがあれば政治家は要らない」としてウェブ上のサービスを利用した直接選挙制の概念にまで言及、波紋を広げた。ネット選挙について考察している人なら誰もが薄々感じていることを、ついに堂々という奴が登場した、という印象である。
(
ボイスプラス: 「ネット選挙で政治家消滅?」より引用)
たしかに、国民一人一人の意見をひとつひとつ反映することは物理的に不可能なので、国民の代表を選挙で選んで国政に送り出すという現在のシステムは、個人個人がアクセスできるネットの力の前では意味がないと言えます。
今後の政治家
上記東氏の意見は少々極論かとは思いますが、TVや新聞の偏った報道だけでなく、ネット上で、有権者が自由に自分の見たい政治家のHPやブログ、動画などを確認して支持をするか否かを決めることができる世の中になりつつあることは確かです。さらに有権者の政治家に対する目は厳しくなっています。
ボイスプラス 「ネット選挙で政治家消滅?」
http://voiceplus-php.jp/archive/detail.jsp?id=238&nif=false&pageStart=0