「偏屈な女」発言
イギリスブラウン首相が、遊説中に有権者の女性と対談した後、マイクの音声が入っていることを忘れて、「偏屈な女だ」と陰口を言ってしまったことがニュースなどで数多く報道されました。
画像は、Twitterを活用しているブラウン首相夫人のアカウント。現在も通常通り投稿が続いており、この件の影響は現れていないようです。
Twitterで反応
インターネットの利用が政界にも進出している昨今、このような失言をしてしまっては、当然有権者は反応します。案の定、TBSNewsiでも、
ブラウン首相の失言発覚直後から、ツイッターなどの交流サイトが大きく反応する様子。イギリス国内だけで最高で1時間4万件のコメントが発信されたといいます。
「65.5%がブラウン首相に否定的なコメントをしました。人々の感情は確実に交流サイトに反映されています」(調査会社「コンサルティング6」 マッキンタイヤー氏)
と、伝えられています。ニュースを見ていなかった人でもTwitterで失言を知る人もいるでしょうし、不用意な一言はインターネットを通じて一気に広がります。
インターネットの役割
不祥事や失言をした政治家を、有権者が直接非難することは今まで「選挙で選ばない」という手法くらいしかありませんでした。つまり選挙まで待たなくては何もできませんでした。
しかし、インターネットが普及したことで、TwitterやFacebook、またはブログなど通じて、反応を直接しかも迅速に示すことができるようになりました。これは政治家への抑制にもなると思われます。
Twitter
http://twitter.com/Sarah Brown on Twitter
http://twitter.com/sarahbrown10TBSnewsi 「英、ネット選挙に思わぬ落とし穴も」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4417566.html