大統領選挙まであと一ヶ月
コロンビアでは5月30日の大統領選まで残すところあとひと月と少しとなり、選挙戦が本格化している。候補者とその支持者たちは市民の支援を得ようとこれまでに倍する努力を重ねている。さらに選挙戦の一部はウェブ上でも繰り広げられている。
フェイスブックに10万人のファン!
候補者たちはみなオンラインでも非常に活発に活動している。緑の党の候補者であるアンタナス・モックス氏は非常に包括的な内容の選挙活動用のウェブサイトを持っているのとは別に、共有サイトで様々な動画を配信している。
これらの動画クリップの中で、モックス候補は汚職との戦いを表明している。彼のこの計画は市民に人気を博しているようで、彼のフェイスブックのページには10万人ほどのファンがいる。
ウェブサイトや動画が充実!
ウリビスト党のフアン・マニュエル・サントス候補は現政権の国防大臣としての実績を活用して優位に立とうとしている。
自身のウェブサイトや沢山のオンライン動画の中で彼はウリベ大統領のコロンビア革命軍(反政府左翼ゲリラ、通称FARC)との戦いを継続すると表明している。サントス候補は、政策の三本柱として仕事、教育、安全保障を掲げている。
他の候補者たちもそれぞれの方針を強調
安全保障は保守党候補のノエミ・サニン氏にとって中心的なテーマである。彼は駐英、駐西コロンビア大使の経歴を持ち、より安全な国を作ることに重点を置いている。彼女はアメリカ、スペイン、EUの支援を受けて麻薬密売人やテロリストと戦う方針である。
自由党のラファエル・パルド氏は自分こそがより公平で平等な社会を作ることができるとして、医療制度の改革を選挙活動の主軸に置いている。彼は国内の全ての人が社会保障制度の恩恵を受けてほしいと考えている。
現時点で有力なのは、ウリベ大統領の後継候補であるサントス氏であるが、一発逆転の可能性は十分に残っている。
Presidential campaign in Colombia heats up online
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