四半期決算でアップルの売り上げに届かず
マイクロソフト社の2009年度第三四半期の純利益は14.5億ドル、前年同期にくらべ6.2%のアップだった。しかしアップルの売り上げには届かなかった。
マイクロソフト社はアップル社をまねて売り上げアップを試みたが結果は失敗におわった。
今週木曜日マイクロソフト社は第三四半期の決算発表をおこなった。第三四半期の純利益は14.5億ドル、前年同期にくらべ6.2%のアップとなった。ネット収入は4億ドル、前期にくらべて34.5%のアップだった。
1株当たりの利益は0.45ドル、前期にくらべて36%のアップだった。WindowsのクライアントOS/Windows Live business の売り上げは28%上がって44億ドル、ネット収入は2,4%上がって3億ドル、サーバーおよびツール事業の売上高は2.5%増の12億ドルだった。
今週、デスクトップ、携帯電話でライバルである Apple 社は記録的売上を発表した。営業売上は48%向上の13億5000万ドル、純利益は89%あがって3億700万ドル、株価は6.6%の増加だ。
ウインドウズ7の売り上げはイマイチ
全体的に、投資家は不満だ。投資家はWindows 7の売り上げをもっと多く見積もっていたが思った程伸びなかった。マイクロソフト社最高財務責任者ピータークライン氏は言う。
Windows 7は思った程売れなかった。長い目で見て消費者のWindows 離れがおきる可能性がある。
アメリカの景気後退がおわったというのが一般の見解だがクライン氏によれば販売サイクルは長くなるということだ。
クライン氏はマイクロソフト社はハードウェアのリフレッシュの期間にはいったと言っている。しかし消費者の多くは Windows 7 について「買い控えモード」にはいっている。
もう一つの問題は、Windows 7のメインターゲットはエンドユーザでなく確実に買ってくれる人にしたことだ。
The Register
Microsoft's 'record' quarter can't match Apple
http://www.theregister.co.uk/2010/04/23/microsoft_third_quarter/