インターネットを活用した行政
紀州梅やみかんで有名な和歌山県は近畿地方に位置する自然豊かな土地です。近隣には大阪府や京都府など大都市が存在するため、あまり強いイメージのない人も多いかもしれません。しかし、そんな和歌山県は行政に積極的にインターネットを取り入れている自治体のひとつです。
電子利用申請
紀伊民報では、以下のように報じられています。
電子申請の2009年度利用率は25.61%で前年度を11.38ポイント上回ったことが県のまとめで分かった。
この伸び率は、必須だったID登録やソフトのインストールを不要にして、申請ページへのリンクを見やすい位置に設けるなど、非常に使いやすいシステムを構築した結果、利便性が高まり、利用する県民が増えたものと考えられます。
インターネット放送局
また和歌山県のホームページではインターネット放送局も開局されており、知事の記者会見など行政に関する硬い内容のものだけでなく、和歌山電鐵貴志駅の三毛猫、タマ駅長の紹介ビデオも流れています。カテゴリーごとにチャンネル分けされ、とても見やすい放送局になっています。ちなみに、なんとタマ駅長は「和歌山県勲功爵(わかやまでナイト)」を授与されたそうです。
和歌山県ホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/紀伊民報「電子申請利用25%超 09年度県の行政手続き」
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=189935