筑波実験植物園
茨城県つくば市の筑波実験植物園では「クレマチス展」が開催されている。クレマチスは、つる植物でバラと組み合わせてイングリッシュガーデンに使われることが多く、母の日に贈る花としても、近年人気が高い。
クレマチスは交配を繰り返され、その種類は約2800種類にも及ぶ。一重咲き、八重咲きとバリエーションが豊富だ。日本産のものはカザグルマと呼ばれ、花弁が6枚。クレマチスは8枚だ。
カザグルマは絶滅危惧種
日本産のカザグルマは環境省の絶滅危惧種にも指定されている。今回のクレマチス展では、このカザグルマについてのセミナーも開催される。
日程は5月30日。2回開催されるセミナーの内容は「クレマチスの多様な花の色を探る(13:30-15:00)」と「絶滅危惧種カザグルマの変異と保全(15:00-16:00)」。どちらも興味深い話が聞けそうだ。
筑波実験植物園
茨城県つくば市天久保4-1-1
問い合わせ:029-851-5159
クレマチス展(6月6日まで)
開園時間 9時から17時まで(入園は16時半まで)
入園料 一般300円、高校生以下・65歳以上は無料
休園日 月曜日
筑波実験植物園(つくば植物園)
http://www.tbg.kahaku.go.jp/