新年のあいさつで報道批判を展開
自身のブログで障害者差別ととられかねない記述をして、障害者団体から批判を浴びた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長。ブログ市長が次に自身の主張を訴えるために使ったのは〝防災無線〟だった。
竹原市長は11月8日付の自身のブログで障害者が高度医療で生かされているとも受け取れる記述をして、障害者団体から批判を浴びたほか、県議会や市議会も非難や謝罪を求める決議を可決している。
防災無線を通じて1月5日と6日に流されたのは、市長の新年のあいさつ。この中で竹原節が展開され、ブログの記述に対するマスコミの報道について「意図的に誤解を誘導している」と痛烈に批判した。
防災無線で〝反論〟は目的外使用?
一連の動きに対して竹原市長は、当のブログではなく防災無線で反論したかっこう。
本来、防災無線は災害時の情報提供や自治体の広報などに利用が限られるため、事態を重視した九州総合通信局は市に事情を聴いたが、電波法違反(目的外使用)にはあたらないと判断した。
さるさる日記-住民至上主義(竹原信一 阿久根市長のブログ)