大岐浜今年初めてのウミガメ産卵
高知県ではウミガメの産卵場所がいくつか確認されています。YOMIURI ONLINEによると
高知県がウミガメ保護区に指定している土佐清水市の大岐浜で18日朝、今年初めてアカウミガメの産卵が見つかった。
とのことで、今年初めての産卵が確認されました。高知県には数多くの砂浜がありますが、そのいずれの場所でもウミガメの産卵数は多くはありません。
[写真はイメージです]
波をかぶると死滅するため、近くの市立幡陽小の児童らが掘り出し、市立下ノ加江中にある、ふ化専用小屋に運ばれた。
このようにウミガメの卵を専用の小屋に運び、ふ化させる試みがあったようです。
ウミガメの調査を行う日本ウミガメ協議会
高知県でウミガメについて調査が行われているのは、土佐清水市の大岐海岸、大方町の入野・浮鞭海岸、室戸市の元海岸などで、今回の産卵の確認も大岐浜でした。
調査を行っている日本ウミガメ協議会は、高知県でも回遊するウミガメの生態を研究しています。
ウミガメは捕獲や環境破壊により生息数が減少しており、国内でも海岸への自動車の乗り入れ禁止など、各地でウミガメの産卵地の保護が行われています。無事に成長し大人になった時には、大岐浜へ産卵しに来て欲しいものです。
YOMIURI ONLINE 「アカウミガメ、今年初の産卵…高知・土佐清水市の大岐浜で」
http://osaka.yomiuri.co.jp/animal/genre6/20100519-OYO8T00406.htm日本ウミガメ協議会
http://www.umigame.org/J1/umigame_sanranchi.html