秀吉の弟
奈良県大和郡山市は、奈良県の北部にある町です。豊臣秀吉の弟、秀長が治めた土地でもあり、彼の墓、通称大納言塚があります。昭和40年代からパナソニックやシャープなど大手メーカーの工場が作られ、工業団地が形成されました。また、金魚の生産地としても有名です。
大和郡山・金魚検定
大和郡山市主催の大和郡山・金魚検定は、金魚に加え、歴史、産業、観光などの分野から出題される検定試験です。一般の部と小学生の部に分かれています。それぞれ高得点を獲得すれば「博士」の認証がもらえます。金魚博士になれば、全国金魚すくい選手権大会に優先出場できるという特典つきです。
過疎化する町
金魚の養殖は、もともと江戸時代に武士の副業としてはじめられたものです。ここ数年、大和郡山市の人口は一時期にくらべると減少傾向にあります。それにともない近年は後継者不足で、廃業する金魚業者も増え、廃れつつあります。歴史ある金魚生産を絶やさないためにも、検定試験や金魚すくい選手権大会などで、地域の活性化が図られています。
大和郡山市役所 検定ページ
http://www.city.yamatokoriyama.nara.jp/kankou/event/kkentei/