近年、冬場を中心に毎年のように日本海沿岸地域を中心として大量の廃ポリタンクが漂着している。
今冬も、昨年12月中旬から多数漂着しており、1月末時点で約1万2千個が確認された。一部には中に強酸性の液体が残っているものがあり、環境省は、海岸に漂着している廃ポリタンクに安易に触れないよう、注意を呼びかけている。
ハングル表記のものが多数
廃ポリタンクにはハングル表記のものが多数(確認されたものだけで約4,709個)見られる。そのため、環境省は外務省と連携し、昨年2月6日に韓国・釜山において「きれいで豊かな海を共に守るための日韓実務協議」を開催するなど韓国政府に対して実態把握、原因究明、漂着ゴミを減らすための更なる努力について要請を行っている。
環境省