脳科学ブーム
まだまだ「脳科学ブーム」が続いています。皆さんも何らかのゲームや書籍、ネットなどで興味を持った方が多いのではないでしょうか。しかし実際のところは、当たり障りのない脳科学者による社会評論だったり、実証的な証拠のない、毒にも薬にもならない「脳トレ」だっ たり、脳科学の皮をかぶっているが、本当は従来の心理学に基づいた教育論だったりすることが多いようです。
問題はないのか?
脳研究によって、心の動きがわかるようになるのか。そもそも脳イコール心と言えるのか。脳を調べることで心の状態を読むことは可能か。人間の行動は脳によって決定され、自由などは幻想に過ぎないのか。脳研究が医療や教育、犯罪捜査、裁判などに応用されることは、どのような社会的インパクトを持ち、どのよ うな倫理的問題が生じるだろうか。
気鋭の哲学者・河野氏のトークセッション
『暴走する脳科学』の著者 河野哲也氏によるトークセッション-脳科学は我々を幸せにするか?-が開催されます。 本書では脳科学の置かれた現状と限界、「脳ブーム」の背景をわかりやすく軽妙に語られております。“脳の時代”を生きる我々誰しもが持つ疑問に、気鋭の哲学者が明快に答えます。現代人必読の“脳科学リテラシー”入門書です。
<トークセッション詳細>
日 時:2月21日(日) 16:00~18:00(予定)/開場15:30
会 場:紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
定 員:30名(お申し込み先着順。定員になり次第受付終了)
入場料:500円(前払い不可。当日会場にて、現金にて承ります。)
◎整理券などは発行しません。事前お申し込みの上、会場まで直接お越しください。
お申し込み先:紀伊國屋書店新宿本店5階人文書カウンター
代表03-3354-0131(10:00~21:00)
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紀伊國屋光文社新書