20代未婚男性にも子育てに意欲
電通は22日、現役の父親とその予備軍を対象に実施した、子育てに関する意識や行動についての調査結果を発表し、その中で、父親予備軍である20代未婚男性の、強い子育て意欲を持っているとしている。
今回の調査で、第1子が12歳以下の子どもを持つ父親の73・4%が子育てにかかわり、『父親予備軍』の20代未婚男性の86・0%も将来関与したいとの強い意欲を持っていることが分かった。電通は、「会社一辺倒の生き方に変化が生じていることが一因」と分析する。
育児に意欲的なパパ男子が市場拡大につながる
同社は子育てに意欲的な男性を「パパ男子」と命名し、レジャーに教育といった育児関連の市場拡大の原動力として今後注目する。
子育ての利点としては、「家族の一体感が高まる」が現役父親で59・7%、父親予備軍で56・0%と、それぞれ高い数字。「自分の生き方を見直すきっかけになる」という回答も。
父親の育児参加は「子どもと2人だけの時間をつくる」、「寝かしつけ」、入浴や学校行事への参加など従来型の関与にとどまらず、幅広く子育てにかかわりつつある。
電通
http://www.dentsu.co.jp/リリース「パパ男子」が今後の子育て市場の注目ターゲット [PDF]
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2009/pdf/2009093-1222.pdf