現職、新人の一騎打ち
17日告示された
名護市長選で、前市教育長の新人・稲嶺進氏(64)=無所属、社民、共産、民主、社大、そうぞう、国民新推薦、現職・島袋吉和氏(63)の2氏が立候補の届け出をした。
稲嶺氏、基地はいらない
稲嶺氏は「名護市に新しい基地はいらない」と述べ、「待機児童解消、産婦人科問題解決、地域医療を守り北部病院独法化に反対」立場を主張。また。「障害者の社会参加と自立支援を進める」「遊休農地を再生し、異業種の農業参入を積極的に進め若者の雇用拡大を図る」などを公約にした。
島袋氏、あえて積極的に触れる必要ない
一方の島袋氏は経済・雇用対策を前面に掲げ、移設問題は「13年前から3度も民意を問うてきている」とし、「あえて積極的に触れる必要はない」との考え。そして「就学前の通院費と中学卒業までの入院費の医療費助成拡充を実施」「青年団や婦人会、各種サークルを支援し、地域の伝統芸能など文化継承を推進する」などを公約に掲げた。24日に投開票される。