栃木市周辺4社、補助器具を開発
医薬品販売の
メディカルグリーンなど栃木市周辺に拠点を持つ4社は、飲料の自動販売機などに取り付けて使う補助器具「ペットボトルオープナー」を開発した。ペットボトルのキャップを片手で簡単に開けられる。手に障害がある人や力の弱い女性、高齢者らの日常生活を手助けする社会貢献型製品として飲料メーカーなどに売り込む。
3年かけて実用化、工夫をこらして特許出願中
開発したのはメディカルグリーン、金属加工の石川製作所と
三ツ村製作所、プラスチック加工の
サカエ工業の4社。
栃木商工会議所の産学官連携事業「蔵の街トライアングルネットワーク」の一環で開発した。
県産業振興センターも支援し3年程度かけて実用化にこぎつけた。
ペットボトルの飲み口部分を下から差し込み、回転させると小さな力で開く仕組み。キャップがかみ合わなかったり、飲料がこぼれたりしないよう差し込み口の角度や形を工夫した。特許出願中だという。