現状のままでは解禁後も効果なし?
選挙プランナーから見たネット選挙で有効なツールについて分析したコラムが「Infoseek 内憂外患」に掲載されている。
このコラムを書いたのは選挙プランナーの渡瀬裕哉氏で、現在のネット対応の状況ではHPで遊説日程や日々の活動報告くらいの更新しかない哀れな状況が目に浮かぶと指摘する。
しかし、ツールの使い方次第で投票率の向上にもつながるというのが、渡瀬氏の考え方。
使えるツールはメールやツイッター
最も使えるのはメールだという。たとえば、期日前投票のお知らせや最後のお願いを携帯メールに配信できれば効果が大きいだけでなく、候補者のユニークな顔画像がついたお願い付きメールは話題を呼んで、投票率アップにつながることも期待できると指摘する。
次に使えそうなのがツイッターで、〝つぶやき〟の多くが口語表現のため、知り合いであるような錯覚を生み、選挙期間中のコメントが候補者の感情として、読んだ人間の気持ちに響くと
分析している。