電気通信事業者協会など電気通信関連5団体が、業界をあげた省エネ対策のガイドライン「ICT分野におけるエコロジーガイドライン」を発表した。
このガイドラインは、総務省が 2009年6月に取りまとめた「情報通信分野におけるエコロジー対応に関する研究会」報告書において、通信事業者が省電力化を図った機器などを調達すること、CO2排出削減の取り組みの可視化などがCO2排出量の削減に有効であることが示されたことから検討を開始した。
基準を満たした企業は「エコICTマーク」が使用可
5団体で構成される「ICT分野におけるエコロジーガイドライン協議会」で、業界内における省エネ対策の評価基準をガイドラインとしてまとめた。
具体的には、サーバやルータなど7つの装置を対象に、消費電力などの基準値を設けたほか、データセンターの省エネ評価についてやオフィスでのエコへの取り組みまでかかれている。一定の基準を満たした企業は「エコICTマーク」が使用できるようになる。
電気通信事業者協会