参院選は7月11日投票の公算
鳩山由紀夫首相は4日、民主党本部で小沢一郎幹事長、山岡賢次国対委員長と会談し、通常国会を1月18日に召集する方針を確認した。
7日に平野博文官房長官が衆院議院運営員会理事会で18日召集を提示し、8日に開かれる閣議で正式に決定の予定だ。
通常国会の会期は150日間で、延長がなければ6月16日に閉会する。これで参院選は6月24日公示、7月11日投開票という日程が見えてくる。
政府と民主党が当初検討していた22日の召集では、投票が3連休中の7月18日となり、投票率の低下が懸念されるため、18日繰り上げた模様。
ネット選挙解禁なるか注目
通常国会では来年度予算案のほか、ネット選挙の解禁を盛り込んだ公職選挙法の改正案も提出される見込み。5月末までに成立すれば参院選から適用される可能との見方もある。
自民党などの野党は首相や小沢氏の献金問題を厳しく追及する構えで波乱含み。果たしてネット選挙が解禁となるのか、そして解禁の場合、いつからになるのか注目だ。