約9割がマイホーム購入に不安-ハイアス調査

ハイアス・アンド・カンパニーは10月19日、「住宅購入に関する消費者調査」の結果を発表した。

現在の住まいが持ち家ではない20～49歳までの男女618名を対象に、2017年7月28日から29日にかけてWEBアンケート形式で調査を行ったもの。

調査ではマイホーム取得にあたっての不安や、住宅会社・不動産会社に求めることなどを中心に尋ねた。その結果、住宅購入の検討に関して約9割が不安を抱いており、主な不安はお金に関することがわかった。

マイホーム購入の意向がある人に「マイホーム取得にあたって不安に感じることはあるか」と尋ねたところ、「不安に感じることが多くある」と回答した人は49.7％。

「不安に感じることがまあまあある」と回答した人は39.2％。合計すると88.9％と、約9割が購入に関する不安を抱えていることがわかった。

不安の内容で最も多かったのは「無理のない返済計画が立てられるか」の59.3％。次いで「必要な自己資金を用意できるか」の47.9％、「将来の収入の見通しがたたない」の38.4％と続き、上位3位は全てお金に関する不安で占められている。

マイホーム取得のための計画や活動を進めていくに当たって特に重要だと思うことを尋ねたところ、最も多かったのが「無理のない返済計画を立てること」の54.7％だった。

次いで「必要な自己資金を用意すること」の36.1％、「将来の収入の見通しをたてること」の35.1％と続いた。やはり、購入資金の確保が大きなハードルになっているようだ。

収入についての不安は強いものの、支出についての意識はそれほど高くないこともわかった。マイホーム取得時に住宅会社や不動産会社に求めることでも、「無理のない返済計画への助言」が最も割合が高く、47.6％と半数近くが返済についてのアドバイスを求めている。

その一方で、収入と支出のバランス、家族計画といった将来まで見据えたライフプランに対する意識が、それほど高くないことも明らかになった。

ハイアス・アンド・カンパニーは、安心してマイホームを購入するためには、無理のない返済計画と同時に

とアドバイスしている。

（画像はプレスリリースより）




ハイアス・アンド・カンパニー株式会社のプレスリリース
http://www.hyas.co.jp/