リファイド ニュース
2024年03月29日(金)
 リファイド ニュース

鹿島、放水路トンネルを構築する海底シールド工事にCIMを導入し品質管理の「見える化」を実現

鹿島、放水路トンネルを構築する海底シールド工事にCIMを導入し品質管理の「見える化」を実現

このエントリーをはてなブックマークに追加
放水路トンネルを構築する海底シールド工事
2017年2月22日、鹿島は、北海道で施工中の石狩湾新港発電所1号機新設工事における、放水路トンネルを構築する海底シールド工事に、CIM(Construction Information Modeling/Management)を導入し、品質管理の「見える化」を実現したと発表した。

同工事は、石狩湾新港内に北海道初のLNG(液化天然ガス)を燃料とする火力発電所を建設する工事のうち、土木本工事(第3工区)における放水設備を築造するもので、放水路立坑から放水口までをつなぐ放水路トンネルを、海底地盤内に泥水式シールド工法により構築する。
リファイド
海底地盤内の状況を3次元モデル化し、品質と安全の管理を強化
放水路トンネルは、延長1,045m、内径4.7mで、セグメント幅1.2m、セグメント厚は300mmで、海底での土被りのばらつきがあるうえ、到達部付近では防波堤の上載荷重が作用するため、海底地盤内の状況を詳細に把握する必要があった。

また、シールド機を海底下の既設放水口に接続させるため、高度な品質管理と施工の安全性の徹底が求められた。

CIMを導入することにより、シールド機やセグメントなどの位置情報や、土質などの掘削地盤情報を可視化するとともに、深浅測量から得られた海底面の高さを3次元データに取り込んで、海底面からの土被りも視覚的に把握可能となった。

さらに、同管理システムにより自動生成されるシールド機とセグメントの位置情報から、テールクリアランス(シールド機後方のスキンプレートの内側とセグメントの外側との隙間)を常に把握し、的確な掘進管理を行うことができた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

鹿島 プレスリリース
http://www.kajima.co.jp/news/press/201702/22c1-j.htm


Amazon.co.jp : リファイド に関連する商品
  • 「陸前高田ワタミオーガニックランド」でSDGs未来都市を体験(3月22日)
  • オンライン分析を自動で行える分析機器を発売開始(3月22日)
  • 限界を決めずに挑戦「丹後100㎞ウルトラマラソン」受付中(3月22日)
  • 「ハワイズハーフマラソン ハパルア2024ツアー」参加者を募集(3月22日)
  • 医用画像診断AIの根拠に欠点があることを発見(3月19日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    リファイドニュース新着






























    記事検索
    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ